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クリニカルサマリー
院内共有・日常診療の会話で参照するための要約です。医療判断は担当者が行ってください。
今日のアクション
慢性腰痛患者(3ヶ月以上)に対して、運動療法単独に加えて認知行動療法の要素(痛みの破局化への対処)を取り入れることを検討する。
一言要約
慢性腰痛にはCBT+運動の組み合わせが運動単独より機能改善・痛み破局化改善に優れる。
結論
CBT+運動群は運動単独群と比較して12ヶ月時点でODI(腰椎機能障害)が有意に改善(-8.3点 vs -5.1点、p=0.01)。疼痛破局化スコアも改善。
実用
リハビリ室で運動指導と並行して「痛みに対する考え方」について簡単な心理教育を行うことで効果が高まる根拠。理学療法士との連携強化に使える。
共有メモ
慢性腰痛へのCBT+運動の有効性。リハビリスタッフが外来でできる簡易的な心理教育(痛み教育)の導入を検討したい。
対象患者
3ヶ月以上続く慢性非特異的腰痛で、痛みへの恐怖・回避行動が見られる患者
患者説明フレーズ
腰痛が長く続くときは、体を動かす練習に加えて、痛みとの向き合い方を一緒に考えることで、より早く日常生活に戻りやすくなることがわかっています。
注意点
器質的原因(腫瘍・骨折・感染)を除外したうえで適応。重度うつ病や精神疾患がある場合は専門家への紹介を検討。CBT実施には訓練が必要なため、まずは痛み教育から開始。
詳細要約
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## 研究概要 慢性非特異的腰痛(3ヶ月以上)の成人234名を対象に、CBT+運動療法(n=117)vs 運動療法単独(n=117)を12ヶ月比較。 ## 主要アウトカム(12ヶ月) - ODI:CBT+運動群 -8.3点 vs 運動群 -5.1点(差-3.2点、p=0.01) - NRS疼痛:同等(差-0.4点、p=0.21) - PCS(疼痛破局化):CBT+運動群で有意改善(差-3.8点、p=0.004) ## CBT内容 週1回・8週間のグループセッション(痛み教育・活動記録・思考記録) ## 運動内容 週2回・理学療法士によるコアエクサイズ中心の12週プログラム
分類情報
腰痛慢性疼痛保存療法患者指導リハビリ